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「気づけば内輪だけで盛り上がっていた」その気まずさ、抱えていませんか

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その雑談、誰かを置いてけぼりにしていないか、気になっていませんか

出社しているメンバーで盛り上がって笑った後、ふと「あの話、リモートのあの人には聞こえてなかったな」と気づいて、少し気まずくなる。そんな瞬間はありませんか。

こんな瞬間に、心当たりはありませんか。

– ランチのついでに交わした雑談が、いつの間にか大事な相談ごとに発展していた

– オンライン参加のメンバーから「さっき何かあったの?」と聞かれて、うまく説明できずに気まずくなる

– 悪気なく仲良くしているだけなのに、自分たちが「内輪」を作ってしまっているのではと、ふと不安になる

誰かを外そうとしたわけではない。ただ、同じ場所にいる人と自然に話が弾んだだけ。それなのに、後から振り返ると、まるで自分が誰かを疎外する側に立っていたような気がして、落ち着かない気持ちになる方もいるかもしれません。楽しかったはずの時間が、少し後ろめたいものに変わってしまうこともあります。以前は気にもしなかった何気ない立ち話にまで、神経を使うようになったという方もいるかもしれません。

それは、あなたが気を遣いすぎだから、ということではありません。むしろ、チームの全員を大切にしたいという思いが、人一倍強いからこその気まずさなのだと思います。誰も傷つけたくないという気持ちがあるからこそ、小さなすれ違いにも敏感になってしまうのだと思います。

実は私自身も、出社メンバー数人でランチに行った帰り道、たまたま仕事の重要な相談が始まってしまい、そのまま結論めいたところまで話が進んでしまったことがあります。オフィスに戻ってから、リモート参加していた同僚に「あの件、もう決まったんですか」と聞かれ、しどろもどろになりながら経緯を説明した時、申し訳なさで顔が熱くなったのを覚えています。悪気は全くなかったのに、結果として置いていく形になってしまった自分に、しばらくもやもやしていました。その日の夜、家に帰ってからも、あの時の同僚の少し戸惑ったような表情が頭から離れず、次の日はいつもより早めに出社して、経緯をきちんと文章にまとめ直したのを覚えています。

「全員に平等に気を配れない自分はダメだ」その決めつけ、本当でしょうか

「全員に平等に気を配れていない自分は、思いやりのない人間だ」と、自分に厳しいルールを課してしまうことがあります。

でも、本当にそこまで自分を責める必要があるでしょうか。物理的に同じ場所にいれば、自然と会話が増えるのは、人として当たり前の反応です。それ自体は、誰かを傷つけようとした結果ではないはずです。

もうひとつ、「一度うっかり情報の共有を忘れただけで、自分はチームの和を乱す存在なんだ」と、たった一度の出来事を、大きく広げて考えてしまうこともあります。でも、その一度のうっかりが、これまでの積み重ねを消してしまうわけではありません。

これは、あなたが不注意だからではありません。人は、自分が誰かを傷つけたかもしれないと感じたとき、実際の影響よりも大きく、その責任を背負い込みやすいと言われています。優しい人ほど、その傾向は強くなるのかもしれません。相手の表情がその場で見えないぶん、想像だけがどんどん膨らんでいってしまうことも、原因の一つなのだと思います。

同じ空間にいる人同士が自然と近づくのは、悪意ではなく、距離の近さがもたらす、ごく自然な結果です。それを完全にゼロにすることは、誰にとっても難しいことなのだと思います。

大事な話がその場の勢いで進んでしまうことと、誰かを意図的に仲間外れにすることは、まったく別の行為です。その二つを、つい同じもののように感じて、自分を必要以上に責めてしまっているのかもしれません。

相手も、あなたが思うほど疎外感を抱いていないかもしれません

「気まずい」と感じているのは、実はあなただけかもしれません。リモートで参加していた同僚は、あなたが思うほど、その場に強い疎外感を抱いていない、ということも少なくないのです。それぞれに、心地よいと感じる関わり方の距離があります。

人によっては、雑談の輪に入るよりも、必要な連絡だけがきちんと届く方が、むしろ気楽だと感じる人もいます。あなたが感じている申し訳なさを、相手が同じ重さで受け取っているとは限りません。

もちろん、中には本当に寂しさを感じている人もいるかもしれません。だからといって、それはあなた一人の責任ではなく、働き方そのものが持つ、避けにくい性質の一部でもあるのだと思います。

大切なのは、内輪を完全になくすことではなく、大事な話が誰かの知らないところで決まってしまわないよう、後からでも共有できる仕組みを作ることなのだと思います。雑談そのものをなくす必要はありません。

もし、少しだけ試してみたい気持ちがあれば、雑談の中で仕事に関わる話が出た時だけ、「さっきこんな話が出たので共有しますね」と、一言だけチャットに残してみる、という方法もあります。難しく考えず、簡単なメモ程度で十分です。

もうひとつ、気になっているリモートメンバーに、雑談ベースで「最近どうですか」と、こちらから短く声をかけてみる、という方法もあります。特別な話題がなくても、その一言があるだけで、相手にとっての居場所の感覚は変わることがあります。

もちろん、今はまだ、そこまで気を配る余裕がないなら、無理に動かなくても大丈夫です。何も行動を変えなくても、「悪気のない雑談まで、完璧にコントロールしなくていい」と知っておくだけで、少し心が軽くなることもあります。

今日は、その気まずさを少しだけ手放してみませんか

誰かを置いてけぼりにしていないか、気にかけられること自体が、あなたの優しさの証なのだと思います。気にも留めない人の方が、実は多いのかもしれません。

内輪を完全になくすことよりも、大事な情報がきちんと届く仕組みを、少しずつ整えていければ、それで十分なのだと思います。完璧に気を配れなくても、大丈夫です。「気にかけている」という気持ちそのものが、すでに何よりのやさしさなのだと思います。

明日も、無理せず、あなたのペースで大丈夫です。今日はその気まずさを少しだけ手放して、ゆっくり休んでくださいね。

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この記事を書いた人

実は昔の私は、めちゃくちゃ扱いにくいタイプだったんです。

「自分の考えが正しい」「結果さえ出せば多少言葉が足りなくてもいい」って本気で思っていて、人の気持ちに鈍感なまま仕事をしていました。

「人を使う」ことと「人を動かす」ことの違いすら気づかずに。当然、職場の人間関係で大きな壁にぶつかりました。
そのとき初めて、自分が誰かを傷つけていたかもしれないと気づいたんです。

その挫折をきっかけに国家資格キャリアコンサルタントを取得し、「傾聴」というものを本当の意味で知りました。

でも学べば学ぶほど、聴くだけでは人の心を守りきれない場面があると痛感して。それからメンタルヘルスや行動特性についても、できる限り深く学んできました。

今は企業内キャリアコンサルタントとして、毎日いろんな方の悩みと向き合っています。

人の心の中を完全に読むことは、誰にもできません。
でも「行動特性」を知ることで、自分を守ったり、他者とちょうどいい距離を取ったりすることは、ちゃんとできるようになります。

かつて、相手の気持ちなんてお構いなしに「正論」だけをぶつけ続けていた側の人間だからこそ伝えられることがある。

そう信じて、人間関係に疲れたあなたの心が少しでも軽くなるお手伝いをしたいと思っています。

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