MENU

【主担当になった】プレッシャーで休日も気が抜けない…責任の重さに押しつぶされそうな時の対処法

目次

休日も、スマホの通知が気になって仕方ありませんか

土曜日の昼下がり、カフェでゆっくりしているはずなのに、スマホが鳴るたびに心臓がひやりとする。そんな休日を、もう何度も過ごしていませんか。

こんな瞬間に、心当たりはありませんか。

– お風呂に入っている間も、何かあったら連絡が来るかもしれないと、スマホを浴室の外に置いたまま気にしてしまう

– 後輩から質問が来るたびに、「主担当なのに、答えられなかったらどうしよう」と、一瞬身構えてしまう

– 任された直後は嬉しかったはずなのに、今は胃のあたりが重い日の方が多くなっている

主担当という肩書きは、評価されている証のはずなのに、なぜか喜びよりも、何かあったら自分のせいになるという緊張感の方が、日に日に大きくなっていく。そんな矛盾した気持ちを、誰にも言えずに抱えている方もいるかもしれません。頼られていること自体はありがたいのに、素直にその重さを受け止めきれずにいることもあります。周りからは「順調にやれているね」と見えているからこそ、しんどさを口にするタイミングも見つからないのかもしれません。

それは、あなたが器用さに欠けているから、ということではありません。むしろ、任された役割に誠実に応えようとしているからこそ、感じてしまう重さなのだと思います。これまで、よく引き受けてきましたね。

実は私自身も、初めて大きな案件の主担当になった時、契約直後の週末、友人との食事会の最中に何度もスマホを確認してしまい、「今、仕事中?」と聞かれて、作り笑いでごまかしたことがあります。家に帰ってから、特に連絡は来ていなかったことを確認して、ようやく肩の力が抜けたのを覚えています。あの頃は、休んでいる間も、心のどこかが常に仕事に向いたままでした。月曜になればまた同じ緊張が始まると分かっていて、日曜の夕方から、気持ちが重くなっていたのを覚えています。

「何かあったら、全部自分のせい」その決めつけ、本当でしょうか

主担当になったとたん、「何か問題が起きたら、すべて自分一人の責任になる」と、自分を追い詰めるような厳しいルールを課してしまうことがあります。

でも、本当にそう言い切れるだけの根拠があるでしょうか。主担当という役割は、窓口や調整の中心を担うことであって、起きたすべてのトラブルを一人で背負うこととは、本来別のことのはずです。判断に迷った時に相談できる相手がいるかどうかは、役割の重さとは別の話なのだと思います。

もうひとつ、一度対応に戸惑っただけで、「自分はこの役割に向いていないんだ」と、その一回のことを、自分の能力全体の問題であるかのように広げて考えてしまうこともあります。でも、慣れない役割で戸惑うのは、最初の時期であれば、誰にでも起こりうることなのだと思います。

例えば、引き受けたことは一人でも完璧にやり遂げなければ、と自分を強く律してしまう責任感の強いタイプの方ほど、主担当という立場を、必要以上に重く受け止めてしまいやすいのかもしれません。真面目に向き合おうとする気持ちが強いからこそ、気の休まる時間が減ってしまうのだと思います。

これは、あなたの能力が足りないからではありません。新しく大きな責任を引き受けた直後、心は「失敗してはいけない」という警戒を、普段より強く働かせ続けると言われています。休日にも気が抜けないのは、その警戒が、まだオフに切り替わっていないだけなのだと思います。新しい役割に慣れるまでの間、誰の心にも起こりうる、一時的な反応なのだと思います。

チームも、あなた一人に背負わせるつもりはないかもしれません

主担当という肩書きがついても、実際には上司や周りのメンバーが、見えないところで支えてくれていることがほとんどです。何かあれば、真っ先に一人で対応しなければと思い込んでいても、実際に声を上げれば、助けてくれる人は想像より多いのかもしれません。

周りの人たちも、あなたがどこまで一人で抱え込んでいるのか、気づいていないだけ、ということもあります。「主担当なんだから大丈夫だろう」と、頼もしく見えている分だけ、心配の声がかかりにくくなっているのかもしれません。しっかりして見える人ほど、周りから心配されにくいというのは、少し皮肉な話なのかもしれません。

もし、少しだけ試してみたい気持ちがあれば、「この部分は一人で判断していいのか、相談してから進めるべきか」を、上司にあらかじめ一度確認しておく、という方法もあります。線引きが見えるだけで、判断のたびに感じる緊張が、少し減ることがあります。

もうひとつ、休日の間だけ、通知の確認を1日2回までと決めてみる、という方法もあります。「何かあれば連絡が来る」と信じて、スマホから少し距離を置いてみる。最初は落ち着かなくても、何も起きなかった経験が積み重なると、少しずつ気が抜けるようになっていきます。確認する回数を決めておくだけで、無意識にスマホへ伸びる手を、少し減らすことができます。

もちろん、今はまだ、そこまで手放す勇気が出ないなら、無理に変えなくても大丈夫です。何も行動を変えなくても、「この緊張感には、ちゃんと理由があるんだ」と知っておくだけで、少し心が軽くなることもあります。

今夜は、その肩の荷を少しだけ下ろしてみませんか

主担当という役割に、これほど真剣に向き合っていること自体が、あなたの誠実さの証なのだと思います。適当に受け流す人であれば、そもそもここまで気にしたりはしないはずです。

すべてを一人で背負わなくても大丈夫です。周りを頼ることは、主担当として頼りないことではなく、むしろチームをうまく動かすための、立派な力のひとつなのだと思います。今の緊張も、いつか振り返れば、少しずつ力が抜けていった過程の一部になっているはずです。

明日も、無理せず、あなたのペースで大丈夫です。今夜はその肩の荷を少しだけ下ろして、ゆっくり休んでくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

実は昔の私は、めちゃくちゃ扱いにくいタイプだったんです。

「自分の考えが正しい」「結果さえ出せば多少言葉が足りなくてもいい」って本気で思っていて、人の気持ちに鈍感なまま仕事をしていました。

「人を使う」ことと「人を動かす」ことの違いすら気づかずに。当然、職場の人間関係で大きな壁にぶつかりました。
そのとき初めて、自分が誰かを傷つけていたかもしれないと気づいたんです。

その挫折をきっかけに国家資格キャリアコンサルタントを取得し、「傾聴」というものを本当の意味で知りました。

でも学べば学ぶほど、聴くだけでは人の心を守りきれない場面があると痛感して。それからメンタルヘルスや行動特性についても、できる限り深く学んできました。

今は企業内キャリアコンサルタントとして、毎日いろんな方の悩みと向き合っています。

人の心の中を完全に読むことは、誰にもできません。
でも「行動特性」を知ることで、自分を守ったり、他者とちょうどいい距離を取ったりすることは、ちゃんとできるようになります。

かつて、相手の気持ちなんてお構いなしに「正論」だけをぶつけ続けていた側の人間だからこそ伝えられることがある。

そう信じて、人間関係に疲れたあなたの心が少しでも軽くなるお手伝いをしたいと思っています。

目次